なくす会副理事長の池本誠司弁護士がNHKに出演しました!
〜生活ほっとモーニング「大丈夫?あなたのマネー」で発言〜
なくす会(本部:さいたま市)の副理事長の池本誠司弁護士が、2007年12月12日(水)のNHKの「生活ホットモーニング」(月〜金午前8時35分〜9時25分放映)に出演しました。
この日の「生活ホットモーニング」は、「大丈夫? あなたのマネー」というテーマで、この間、中高年の方々の虎の子の貯蓄や退職金などが、「マルチまがいの商法」や「利殖詐欺」、「次々販売」などに引っ掛かり、結局失う破目になった事例を特集しました。それに対して、消費者の立場からエッセイストの岡部まりさんが発言、専門家の立場から、静岡県立大学の西田公昭准教授が、「なぜ引っかかってしまうのか」の消費者の心理的などについてのコメントを、池本弁護士がそれに対して、法律的な問題点や今後の対策などを具体例をあげながら説得力のある口調で説明されました。
今回の番組で、次々販売で、2年間で1,500万円もの呉服を買わされてしまった年輩の被害者の女性が登場し、「今まで何の楽しみもなくただ働いてきた、自分を旅行(買い物)や豪華な食事会などに連れて行ってくれたり、みんなが競って買っているところで、顔が可愛いから似合いますよなどと言われ、ついつい買ってしまいました。この間クレジットを組んだが、収入額に遺族年金と書いただけで、審査どころか、印鑑も必要なく、手続きができてしまった」と話し、気がついたらクレジットの月の支払額が収入をオーバーしていた様子を放映しました。これに対して、池本弁護士が「現在の法律(割賦販売法)ではこうした適正与信義務が、曖昧だが、今回の改正で、適正与信が義務となり消費者の支払い能力を超えた過剰与信防止につながること、また過量販売や展示会販売についても法律(特定商取引法)改正で、規制されることになります。また、悪質業者の口座の差し押さえなども、現在検討されている法律が成立すれば容易にできることになり、被害者への返金の道が開けます」など、最近の法改正の状況についても発言しました。番組では、説明やテロップやパネルで、何故消費者が簡単に被害者になってしまうのかを繰り返して放映していました。当日の様子は、NHK「生活ホットモーニング」のHPに掲載されています。
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出演中の池本弁護士 |
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出演中の3人(左から岡部・西田・池部さん) |
☆NHKのHP「生活ホットモーニングの12月12日放映内容」はこちら
☆なくす会の割賦販売法改正と署名の取り組みはこちら
<問い合わせ先>
NPO法人埼玉消費者被害をなくす会事務局 電話:048−844−8971
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