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埼玉県電機商業組合主催の「消費者懇談会」に参加しました
〜地デジ普及に関する意見交換など 7団体29人出席〜

  2008年2月22日に上尾市文化センターで開催された埼玉県電機商業組合主催の「消費者懇談会」に、県内の消費者団体、電機商業組合の会員など29人が参加しました。埼玉消費者被害をなくす会から3名の活動委員と県消団連からも参加しました。

  埼玉県電機商業組合(本部:上尾市)は、県内の地域の電気屋店が加盟する組合。大型店、量販店にはできないこときめ細かいサービスが特徴です。この懇談会では、この間、話題になっている「地上デジタル放送」を中心に、家電リサイクルの現状や省エネ製品の上手な選び方などについて、事業者からの報告と消費者としての要望などを懇談しました。

  以下概要を紹介します。

<懇談会の概要>

主 催: 埼玉県電機商業組合(高橋栄志理事長)
参加者: 電機商業組合、NHK、電波新聞社(15人)
消費者団体 4団体14人(なくす会活動委員3人、消団連1人) 29人
懇談内容(主催者挨拶:高橋理事長、消費者団体代表挨拶:上尾市消団連代表)
(1) 地上デジタル放送の現状について(NHKさいたま放送局)
「デジタル放送よくある誤解」資料に基づき10項目のQ&Aの説明
国センに寄せられたケーブルTVに関する相談事例報告
消費者側からは、なぜ地デジに変えなければならないのか、消費者が費用負担せざるを得ないのには未だに納得がいかないという質問・意見が出された。
(2) 「デジタル110番」趣旨説明と質問に対する回答について(電機商業組合)
平成19年11月26日に発足
地デジ機器の設置、セッティング、使用方法などについて「相談センター」を解説しナビダイヤルで対応。現在60件相談 2件は出張サポートを行なった。
消費者側からは消費者への告知方法の質問があった。
「彩の国だより」12月号で案内、市町村広報にもお願いをしている。
埼玉県HPの“彩の国だより”相談「デジタル110番」はこちら
(3) 家電リサイクルの現状について(家電メーカー担当)
リサイクル代は高く感じるが原価を上回らない金額になっている。
今後、衣類乾燥機・薄型TVも適用。
不法投棄があった場合、県で不法投棄ホットラインに連絡すると処理してくれる。
(4) 省エネ製品の上手な選び方と省エネ性能について(家電メーカー)
待機時消費電力が全電量の7% その内最も多いのはガス給湯器(13%)
温水洗浄便座が以外に待機消費量が多いので使わないときはコンセントOFF
(5) 家電製品の安全、安心使用と修理などについて(家電メーカーサービス)
10年以上使用している古いコンセントは発火の恐れがある。
全自動洗濯機の脱水停止ブレーキでの事故も増えている。
(6) 家電業界及び地域家電店への要望について
地域に根付いた販売店は頑張ってもらいたい。
「デジタル110番」等も含め、懇談会に参加しているから、地域家電店の苦労もわかるが、一般の消費者にはわからないので、アピールする努力をもっとしてほしい。

(作成:なくす会事務局)

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