埼玉消費者被害をなくす会(本部:さいたま市)では、会の目的である「消費者被害の未然防止・不拡大、消費者の権利の確立」を実現するため、調査や情報の収集等に33人の委員(公募24人・団体推薦9人)が日常的に活動しています。
1.なくす会理事会・検討委員会の報告をしました。
2.問合せ・申入れ活動の進捗状況の報告をしました。
◆不動産賃貸業(株)渡辺住研に対する差止請求訴訟提起(4/27)の件
◆探偵社の約款に関する差止請求兼申入れ書送付の件
◆美容外科の広告表示に関する申入れ後の対応の件
◆ゲームサイトの規約に関する再問合せの件
◆精神障がい者等病院搬送事業者の契約書に対する申入れ後の対応の件
◆コインパーキングの事業者への申入れの件
◆他、結婚相談所などについて検討を行なっています。
3.飲料販売会社広告表示について、検討委員に検討を依頼しました。
4.第48回消費者大会 第2回実行委員会の報告を、実行委員より行いました。
1.第9回総会での役割と、活動委員会報告内容について確認(書記の変更を含む)。
2.2012年度の活動案について協議し、2012年度の活動委員会に提案することとしました。
【広告表示改善要望について】
(1)広告チェックに調査表を活用する
(2)不当表示と思われる広告などがあった場合、担当を決め、情報収集や要望について提案する。
【消費者被害アンケートについて】
(1)アンケート内容などについてグループワークを行なう
(2)学習会での回収や、自治体や学校などのイベントへの協力依頼も視野に入れる。
【学習会について】
(1)活動委員会内部学習会として、県内の消費者被害の実態や景品表示法などについて学習
(2)第1回学習会はインターネットトラブルについて開催。
3.広告表示事業者への問合せ等について経過を報告し、今後について協議しました。
◆フィットネス事業者:再問合せ書(5/22)に対し、内容を変更する予定との回答が届きました(6/7)。表示に関し改善を要望する点を明記し、また、具体的な変更内容・時期の回答を求める広告表示改善要望書を送付することとしました。
◆通信販売事業者:次回活動委員会に、(1)問合せ内容や要望のポイント (2)市場に出回っている同様の商品の価格などの調査の結果の2点について各自持ち寄ることとしました。
◆洗顔製品販売会社:広告表示改善要望書(5/22)に対し、改善する旨の回答と改善後のチラシ案が届きました(6/4)。ほぼ改善の方向にあることから、今後も注視する旨を併記し、広告表示改善要望を終了する旨の連絡文を送付することとしました。