埼玉消費者被害をなくす会では、会の目的である「消費者被害の未然防止・不拡大、消費者の権利の確立」を実現するため、調査や情報の収集等に29人（公募20人、団体推薦9人）が日常的に活動しています。

＜第8回活動委員会の概要＞

◇日時：

2013年4月16日（金）午前10時〜12時

◇場所：

浦和コミュニティセンター　第10・11集会室

◇出席：

15名　事務局：2名

【報告事項】

1．探偵社（株）MRに対する訴訟提起について、第3回期日（3/29）にて和解が成立したことを、ニュースレターをもとに報告しました。調査委任契約後の解約手数料、調査中は依頼者に内容を報告しないとする条項が見直されることとなりました。

2．問合せ・申入れ活動の進捗状況として、美容外科に対し、新聞折り込み広告における景品表示法の優良誤認にあたる表示の使用差止めを求め、「差止請求書兼申入書」を送付したことを報告しました。

他、以下の9事業者に対して規約条項の修正などの申入れ、問合せを行なっていることを報告しました。

□不動産賃貸事業者の契約書

□インターネットゲームサイトの規約

□大学寮の入館契約書

□ソーシャルゲーム事業者の利用規約

□決済代行業者の利用規約

□ゲームメーカーの利用規約

□医療搬送事業者の契約書

□互助会の契約条項

□レンタル事業者の利用規約

3．広告表示改善要望活動について、フィットネス事業者の最近の広告の状況を報告しました。

4．活動委員会の年間日程（予定）を報告しました。

5．第49回消費者大会の今年度の実行委員（2名）が決定しました。

【協議事項】

1．広告表示事業者への要望、新聞各社への調査活動について協議しました。

◆フィットネス事業者：運営会社から届いた回答について協議しました。既に系列店舗への修正を求める通達も済んでいるなど、要望に応えた対応と判断し、今後も消費者に誤解を与えない表記に努めるよう申し添え、要望活動を終了することとしました。

◆通信販売事業者：回答を受領しましたが、納得できる内容ではなかったため、直近の広告を引用して表示の修正、削除を求める広告表示改善要望書を再度送付することとしました。また、県にも情報を提供することとしました。

◆本紙掲載広告のチェック体制などに関する、大手新聞6社宛ての調査協力依頼文書の回答（5社）を報告しました。追加で質問することはなかったため、受領の連絡文を送付することとしました。

2．なくす会総会での活動委員会報告は、パワーポイントを使って報告することとし、報告者は次回活動員会にて決定することとしました。

【その他情報提供・交流】

新聞記事などを紹介しました。

葬祭、旅行関係など、持ち寄った広告・情報をもとに情報交換を行ないました。

【追跡調査隊】　

活動委員会終了後、メンバー3名が参加し、以下意見交換を行ないました。

1．次回活動委員会にレンタルビデオ延滞料、フリーペーパーの広告チェック、“今だけ”　という表記を用いた広告チェックを提案する

2．なくす会総会での活動委員会の報告は、模造紙を用いた展示も行なうことを提案する