埼玉消費者被害をなくす会では、会の目的である「消費者被害の未然防止・不拡大、消費者の権利の確立」を実現するため、調査や情報の収集等に消費者30人(公募21人、団体推薦9人)が日常的に活動しています。
<第1回活動委員会の概要>
- ◇日 時:
- 2013年7月17日(水)午前10時〜12時
- ◇場 所:
- 浦和コミュニティセンター 第6集会室
- ◇出 席:
- 23名 事務局:2名
【報告事項】
なくす会第7回理事会、第10回総会、第1回理事会、問合せ・申入れ活動の進捗状況、第49回消費者大会第3回実行委員会、県内消費者団体交流会の報告をしました。
【協議事項】 ○:主な意見 ⇒:結果
1.係の分担(会計3名、消費者大会実行委員2名)を確認しました。
2.2013年度の活動内容を確認しました。
『消費者被害アンケート・めやすばこ』
- 子どもの携帯の契約をする際、料金体系や、加入時のコンテンツについての説明がとても分かりづらかった。料金体系などについて調査し、各携帯会社などに何らかの要望ができればいいのではないか?
- 解約時のトラブルも依然多いと聞く。
- サプリメントや健康食品等についても、利用者が多岐にわたることから、被害、不満など調査できるといいのではないか。
⇒スマホや携帯の料金体系・契約・解約についての調査とします。他、サプリメントなどの被害事例調査の実施についても、並行して検討します。8月の臨時活動委員会に事務局から内容について提案します。
『活動委員会の活動内容について』
広告(新聞本紙、新聞折り込み広告、フリーペーパー等)のチェックに加え、携帯・スマホについての調査グループを立ち上げることとしました。内容、メンバーは9月の活動委員会で協議します。
- 追跡調査隊の登録メンバーを募りました。
- 『アンケート・めやすばこ』の内容協議のため、8月27日(火)13:00(予定)より、臨時活動委員会を開催することとしました。
- 8月27日(火)なくす会消費者力アップ学習会VOL.1の参加集約をしました
【内部学習会】
【内部学習会報告】7月17日 10:10〜11:25
『最近の消費生活相談の概要』 消費生活相談員・なくす会監事 関口 多恵子さん
埼玉県消費生活相談・年代別商品別では、20才未満から60才代まで、放送コンテンツ(アダルトサイト、出会い系サイト、オンラインゲーム、SNS、占いなど)がトップで、約3割を占めています。次いで住宅、融資サービス、中古車に関する相談が多くあります。
ワンクリック請求のケースでは、「電子消費者契約法」で規制されている、事業者名、取り消し可能な確認画面等が設定されていない場合が多く、支払い義務はありません。
迷惑メールは、行政処分のための情報提供として、meiwaku@dekyo.or.jpに転送を。
70才代、80才代は、ファンド型投資商品、預貯金証券が上位となり、特に劇場型投資詐欺による被害は、全国で6000件を超え、被害額も約153億円となっています。警察が押収した名簿から、特に高齢者や投資等の経験がある方が狙われている状況がうかがえます。最近は健康食品代引き詐欺が前年比200%超と急増しており、注意が必要です。
訪問購入については、特定商取引法で不招請勧誘が禁止されたので、まず電話をかけてくることが増えましたが、それが電話勧誘の増加にもつながっています。
2013年度 臨時活動委員会
2013年8月27日(火) 13時〜(予定) 会場未定
2013年度 第2回活動委員会
2013年9月13日(水) 10時〜 埼玉会館 3B
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