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▲講師の山口さん |
2017年8月29日(火)10時から、浦和コミュニティセンター第13集会室にて、原田洋一氏 (株)オリエントコーポレーション/ (一社)日本クレジット協会クレカウンセラー、山口 朗氏(写真右)株式会社オリエント総合研究所を講師に迎え、70名が参加し、「クレジットカード、安全に使えていますか? カード情報を守るための対策を学びます」を開催しました。
学習会の概要
先ず初めに、クレカウンセラー※1の原田氏から、クレジットカードの申込・利用時の注意点などについてお話しいただきました。その後、山口氏より、カードの種類、規格、磁気ストライプの中身などの「カードの仕組み」、カード不正の手法、加盟店からの情報漏えい、クレジットカード不正被害額、不正使用のパターンなどの「不正使用の現状」についてお話しいただき、店舗やネットショッピング、ATM利用時などにおける「カードの不正利用から自分を守る方法」について学びました。
※1)一般社団法人 日本クレジット協会の資格認定試験に合格した有資格者。日々の業務で培った知識と実務能力はもとより、クレジットに必要な法令などを始めとする幅広い専門知識を習得した協会会員企業の役員や社員
カードの不正利用から自分を守る方法(概要)
<店舗・ATM使用時に注意すること>
- カードを店員に渡したらひと時も店員から目を離さない
- 店員がカードを持ってその場を離れるような店舗ではカードを使わない
- 磁気ストライプだけのカードは使わず、ICチップが付いたカードを使う
- ATMや店舗の端末機で暗証番号を押す際は、もう一方の手で番号をかくす
<インターネット使用時に注意すること>
- 偽サイトに誘導されて個人情報を入力しない(メールに記載されているリンクをクリックせず必ず公式サイトから訪問、表示されているアドレス(URL)を必ず確認)
- 有名なECサイト以外ではネットショッピングしない
- カード番号、有効期限に加えセキュリティコード、パスワードの入力も求めるサイトで
- ウイルス対策ソフト、セキュリティソフトの最新版を利用する
- サイトやオンラインアカウントで共通のIDやパスワードを使わない
- 安全ではない環境のWi-Fiを使わない(ログイン情報を盗まれるリスクがある)
<その他>カードの利用状況を常時チェックする
参加者の感想より一部抜粋
- 何気なくクレジットカードを使っていましたが、日々気を付けていきたい
- “ICチップ+暗証番号”が安全であることを伝えてほしい
- (店員ではなく)自分でカードを差し込むことができたら良いと思っていたが言えなかった。声をあげることが必要であると思いました。
- 生活者が声を挙げる環境を作っていく流れにしてください。
- スキミング等の不正防止について役にたった。チップについてよく理解できた。
- 海外では現金よりカードの方が安心だという事がわかり勉強になりました。
- 予想以上の犯罪手口で驚きました。どう注意していくべきか知れてよかったです。
▲会場の様子
<問い合わせ先>
埼玉消費者被害をなくす会 事務局 電話:048−844−8972
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