埼玉消費者被害をなくす会では、情報収集活動として『消費者被害アンケート・めやすばこ』を毎年実施しています。今年度は、催し物等での配布ができなかったことからグーグルフォームも活用し、有効回答395枚を集約、活動委員会で集計・分析・まとめを行ないました。
アンケートから見えてきたこと(抜粋)
- マスクや消毒液に関する情報源として、年代を問わずテレビとの回答が非常に多かった。コロナ禍のような非常事態宣言下においては、報道各局に対し、消費者の不安をあおることなく、正確な情報を迅速に消費者に伝えることを第一に意識し、報道することを求めたい。
- テレビ、新聞に次いで信頼できると思われているのが「関係省庁のホームページ」「自治体のホームページ」であった。インターネットを利用しない消費者に対し、関係省庁や自治体のホームページの内容をいかに早く、正確に伝えるかが課題であると考える。
- コロナ禍で困ったこととして、「友人や知人との会話が減った」「催し物に参加できない」ことなどにより、ストレスからくる精神面や体調の変化、体力の減少など、マイナス面の不安要素が大きいことが本アンケートからも明白となった。
- コロナ禍でのトラブルとして、スポーツジムや塾などの休校トラブルが32件と最も多かった。高齢者が「ジムに行きたいが感染が怖く行くことができない」にも関わらず、「ジム自体は営業していることから休会費を請求されている」など、コロナ禍特有の事情によるトラブルが発生していることがわかった。
「めやすばこ調査結果まとめ」全文はこちら【PDF:775KB】
- ◇実施期間:
- 2020年10月〜12月
- ◇目 的:
- アンケートの集計結果を、行政、業界団体などに伝えます。
また、調査活動を進めることで消費者・消費者団体・地域への啓発活動を広げます。
- ◇主な配布先:
- 会員個人、会員団体
「めやすばこ調査用紙」はこちら【PDF:300KB】
<問い合わせ先>
埼玉消費者被害をなくす会 事務局 電話:048−844−8972
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