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埼玉消費者被害をなくす会主催 2023年度消費者力アップ学習会Vol.1 開催報告

親子で学ぶ インターネットとの付き合い方

〜保護者としてできること、子どもが気を付けることは何?〜

 

2023年8月8日 埼玉消費者被害をなくす会

 2023年8月8日(火)10時より、浦和コミュニティセンター第14集会室およびオンライン(Zoom)にて、下田 太一さん(NPO法人青少年メディア研究協会)を講師に迎え学習会を開催、33名が参加しました。

【スマホって何?】

 スマホを一言で説明すると、何でしょうか?参加した子どもたちからは「便利なもの」「いろいろと調べることができる」「誰とでもつながる」などの意見が出されましたが、正解は「メディア」です。これまでは世の中にあふれる情報をテレビやラジオなどのマスメディアが選択して発信していました。スマホが普及してからは、様々な情報が直接届くようになったため、情報を受け取る側は選択する力がますます必要になりました。また、スマホを使用することで、ひとりひとりメディに接することになるため、消費者としてのふるまいを求められます。これまでは「図書館」「学校」「友達の家」「お店」「公園」など目的に合わせて出かけていましたが、「検索」「学習アプリ」「動画配信」「ネットショッピング」「オンラインゲーム」のように生活に必要なものが手元のスマホでできるようにしたのがインターネットです。外に出かけるときは「何時に帰る」「どこに行く」「誰と遊ぶ」を伝える約束をしてきたと思います。インターネットを使用する時も同じように考えることが必要です。インターネットを使うことは、ひとりで街に出かけるようなものです。どこに行くのか、知らない人から声をかけられるかもしれないし、ゲームセンターに入るかもしれません。楽しく安全にインターネットを使用するためには、良いこと、悪いことなどを自分で判断できるような力を、実体験をもとに培うことが大切です。

【携帯/スマホ使い方発見!】

 検索する、一人でゲームで遊ぶ、動画を見る、写真や動画を撮影する、友達とのおしゃべりを楽しむ、みんなでゲームで遊ぶ、緊急時に助けを呼ぶ、世の中の出来事やエンタメ情報を知るというキーワードを、「ないとこまるもの」「なくてもいいもの」「あったらいいもの」に分類しました。ひとりひとり分類が違うことを知り、スマホを賢く生活に役立てるにはどうすればよいか、親子で話しあうことが大切だと学びました。

【参加者からの感想】(一部抜粋、概要)

  • 今回の学習会を通して、スマホに対する考え方を親子で見直しました。
  • 参加型だったのでドキドキしましたが、子どもも最後まで聞くことができました。小学生は家でしか使えないスマホ、タブレットのみしか与えていませんが、ずっと動画を見てしまい、本人も誘惑に負けてどうにもできず困っています。
  • インターネットが無くてもそれなりに過ごせる私としては、子どもたちにはインターネットとリアル、上手にバランスを取って現実が幸せになれるようこれからの時代を生きていってほしいと切に思いました。

  • スマートフォンとの接し方では、毎日の食事にたとえ、個々の栄養になるようにとの視点は、使い方にどう気を付けるかということとあわせて伝えることができればと思います。
  • 情報過多の中で、大人も選ぶ力を身につけないといけないと思いました。
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