埼玉消費者被害をなくす会2008年度第1回活動委員会報告
埼玉消費者被害をなくす会(本部:さいたま市)では、この会の目的である「消費者の被害の問題の解決や未然防止・不拡大、権利の確立など」を実現するため、日常的に、調査や情報の収集・情報提供等に26人の委員(団体推薦9人、公募17人)が任命され活動しています。
この活動委員たちの活動報告や課題の進捗などをテーマに、開催した第1回活動委員会の報告をします。今回の会議では、なくす会から伊藤専務理事が挨拶しました。今回は、今年の活動への意見交換を主に、申し入れ活動などについて意見交換を行いました。
<第1回活動委員会の概要> |
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日 時: |
2008年7月9日(水) 午前10時〜12時 |
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場 所: |
埼玉県生協連 会議室 |
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出 席: |
活動委員 17人 事務局 2人 |
【伊藤専務あいさつ】 |
「消費者団体訴訟制度」がはじまり、全国で6団体が「適格消費者団体」に認定されています。消費者問題の主体は消費者です。地域の消費者が力を持ち元気を出していってほしい。消費者力とは、要望を発信していくこと、商品・サービスを適切に選ぶ力をつけること。学ぶだけではなく、おかしい問題は明らかにしていくことが重要で、今後なくす会の活動は大切になっていきます。 |
【報告事項】 |
1. |
第44回埼玉県消費者大会 第1回プレ学習会、第3回実行委員会(6月24日)の報告を行いました。 |
プレ学習会参加者から感想をもらいました。 |
2. |
第6回埼玉消費者被害をなくす会理事会・第5回埼玉消費者被害をなくす会総会(6月27日)、消費者行政一元化に向けたシンポジウム(6月7日)の報告を行いました。 |
【協議事項】 |
1. |
今年度の活動について意見交換を行い、食品の表示(加工品・弁当・惣菜等)、生命保険・損害保険等のチラシについて取り組むことになりました。次回の活動委員会に気になるチラシ、表示等情報を持ち寄ることになりました。 |
〈その他の意見〉 |
* |
携帯電話契約の時、事務手数料の請求を当然のように請求されるが、あまり説明がされていない。 |
* |
保険の約款を契約前にもらうことはできるのか。約款には給付の詳細について書かれている。保険の契約の際、最低限の説明責任はどこまでなのか。 |
2. |
活動委員会の会計、消費者大会実行委員の担当を確認しました。 |
3. |
「市町村における消費生活関連事業調査」の作業について、協力をお願いしました。 |
4. |
申し入れ活動について |
(1) |
低アルコール度リキュール類の改善要望について、申し入れ書を事業者等へ送付することを報告しました。 |
(2) |
検討委員会のワーキンググループで行っている、携帯電話契約・販売、賃貸契約について進捗状況を報告しました。 |
5. |
全国消費者フォーラムの参加について、開催案内と参加の呼びかけをしました。 |
【その他情報提供・交流】 |
1. |
適格消費者団体申請に向けて、新しく活動委員になった方へ誓約書提出のお願いしました。 |
2. |
埼玉県消費者大会
第2回プレ学習会(7月29日PDF110KB)の案内をしました。 |
3. |
生活関連物資価格調査の実施について案内をしました。調査された方は、FAXにて所定の送信先へ返送する旨をお願いしました。 |
4. |
「反−貧困全国キャラバン2008出発式(7月13日)」の案内をしました。 |
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