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第44回埼玉県消費者大会が1,000人参加で開催されました
〜平和で公正な社会を実現し、明るい未来をつくりましょう!〜

 「第44回埼玉県消費者大会実行委員会」(事務局:埼玉県消団連、参加団体24団体)主催の表記の大会が、2008年10月7日、埼玉会館において、県内の消費者団体や生協から1,000人が参加して開催されました。なくす会も参加団体になっています。

 当日は、ワッツ☆ゴスペルによるコーラスではじまり、新井実行委員長が「44回目を迎えた消費者大会が、平和で公正な社会の実現をめざし次世代に明るい未来を引き継げるよう実り多いものとなるよう期待します」とあいさつし、来賓の上田清司埼玉県知事から「官と民の協力で消費者にやさしい埼玉県を作っていきたい」とのあいさつがありました。

 伊藤事務局長からの基調報告のあと、小泉武夫東京農大教授から「日本の食料自給率は40%であり、日本の農業は崩壊寸前、生命維持産業である農業を若者にも魅力的なものに作り替える必要がある。消費者運動を通し日本を変えていかなくてはならない」などを内容とする記念講演がありました。続いて5つの分科会に463人が参加し、それぞれの分科会ごとにテーマを深めました。消費者問題を取り上げた第3分科会では「もっと消費者を守るために」〜一元化って?消費者庁って?〜をテーマに、埼玉消費者被害をなくす会副理事長の池本誠司弁護士が助言者となり、国において進められている消費者行政一元化と消費者庁の進捗報告を交えて、地方消費者行政のあり方などについて74人の参加者たちが質疑と意見交換を行いました。

【分科会のテーマと参加状況】
<第1分科会 参加者:130人>
「世界の食料事情は いま」〜これでいいの?日本の食料自給率〜
<第2分科会 参加者:121人>
  「どうなるこれからの高齢者」〜後期高齢者医療制度と介護〜
<第3分科会 参加者:74人>
  消費者問題 「もっと消費者を守るために」〜―元化って?消費者庁って?〜
<第4分科会 参加者:86人>
  「ゴミを減らして効果があるの?」〜温暖化対策 身近に出来ること〜
<第5分科会 参加者:52人>
  「子どもと携帯電話」〜知っていますか?子どものケータイ利用の実態 考えましょう!大人と社会の責任〜

 ☆ 詳しい報告が載る埼玉県生協連のHPはこちら(PDF1.6MB)

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