内閣総理大臣認定:適格消費者団体 特定適格消費者団体 特定非営利活動法人 埼玉消費者被害をなくす会
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埼玉消費者被害をなくす会からの低アルコール飲料のパッケ-ジ改善要望に対して
サントリー株式会社が2009年4月1日から商品の表示を変更しました!

低アルコール度リキュール類 誤認および誤飲防止に向けた取り組み

【はじめに】
  多種多様の低アルコール度リキュール類飲料が販売され、その種類は増加する一方です。
なくす会では、「低アルコール度リキュール類」飲料の表示誤認による誤飲の被害情報を受け、商品の安全性の観点から表示・販売方法等について独自の調査・検討を行い、2007年と2008年に日本洋酒酒造組合への要望書を提出しました。組合からは理事会等での審議を続ける旨の回答があったものの、具体的な動きが見えてこなかったため、アンケート調査や販売店調査の結果を踏まえ、個々の製造メーカーに対して申し入れを行いました。
問題点
アルコール飲料の販売に関しては、体質的にアルコールを受け付けない方、子どもや加齢で表示が確認しにくくなった方等の誤認が起こらないように十分な配慮が必要です。また、車等の運転者が誤飲すると、飲酒運転につながる危険性もあります。
当会では現在の「低アルコール度リキュール類」飲料について、以下のような問題点があると考えています。
(1) 名称・缶の表記ともに、一見しただけではお酒かジュースかわからない商品があること。
(2) 各メーカーのホームページ上では、未成年への飲酒防止の取り組みについて記載されているが、高齢者の誤認・誤飲防止のような表示の面での工夫は問題にされていないこと。
(3) 缶の表示では、上部(飲み口の近く)に点字の他に「おさけ」と表記がないもの、缶側面の「お酒」表記も目立たないものがあること。
(4) 販売店によっては清涼飲料水と間違えてしまうような陳列をしていること。

サントリー株式会社がなくす会からの申し入れで「表示改善」を実施
≪申入れに対する改善≫
   2009年3月26日にサントリー株式会社(4月1日よりサントリー酒類株式会社へ社名変更)から当会から申入れのあった「銀座カクテル」シリーズの表示を変更したという連絡があり、4月14日の当会活動委員会に出席し、変更箇所の説明をいただきました。
【説明のポイント】
(1) キャップ上部に「お酒」と表示した。
(2) 缶表面の「お酒」表示を、黒色ベースから金色ベースに変更して目立たせた。

 当会からの7月の申入れに対して改善を検討し、一時商品を店頭から下げて、設計・マーケティングの観点から検討し、4月1日から変更した商品の販売を開始した。

【今後について】

 当会からの改善要望に対して、サントリー(株)の速やかな改善対応は評価されるべき点です。
  一方で今回の改善が十分であるか、また他社商品の今後の対応について、当会では引き続きの検討と監視が必要と考えております。
  今後も消費者の誤認・誤飲に対する意識が高まる事と、事業者のさらなる改善がなされる事を期待し、この間の経過を消費者へ公表していきます。

 ☆ 低アルコール度リキュール類の販売・陳列調査結果とアンケートのまとめはこちら(PDF 157 KB)

※2008年5月の「販売・陳列調査」と2月の「学習会参加者アンケートのまとめ」です

【 ●埼玉消費者被害をなくす会の低アルコール飲料についてのこの間の活動経過 】
年月日 なくす会の動きと酒造組合・飲料メーカーからの回答
2006年
11月
活動委員会の中でメンバーから低アルコール飲料の未成年者誤飲の情報提供あり。
2007年
1〜3月
活動委員会内にて消費者視点で改善要望について検討。
3〜6月 検討委員会内にて専門家による検討。
9月 日本洋酒酒造組合へ表示の改善について申し入れ
「低アルコール飲料」の缶デザインについて、以下の3点を要望しました。
(1) お酒である事が明確にわかるパッケージを業界全体で取り組むこと。
(2) 清涼飲料水と同じ容器を使用しないこと。
(3) 果汁飲料など公正競争規約に準ずるような自主基準への改定。
9月 表示は誤認防止に努めている、今後の委員会・理事会で検討後対応と回答
10月 進捗状況についての報告を求める連絡文を送付
11月 自主基準を必要に応じて見直すことも検討するとの回答
2008年
1月
電話で経過について確認。「引き続き理事会で対応を検討、最終的には各メーカーに委ねられる」との回答。
2月 「くらしフェスティバル」で、消費者にクイズ形式のアンケート調査をおこない、表示誤認について集計を実施。
3月 活動委員が県内酒販売店舗での陳列等についての調査を実施
7月 日本洋酒酒造組合・委員会・メーカー3社(アサヒビール・カルピス・サントリー)へ申し入れ
(1)お酒とわかる表示方法の要望。(2)陳列方法の工夫の要望。(3)まぎらわしい商品を扱っているメーカーに対して該当商品を指摘して表示を改善要望。
7月 メーカー3社から回答
3社ともに、(1)表示は自主基準を遵守し、誤認防止に努めている。(2)陳列は販売店へ指導を徹底していく さらに、当会実施のアンケート結果の開示を求めるという内容で回答。他に、サントリーは形状の工夫は難しい、アサヒは目の不自由な方への表示検討している、という回答もありました。
8月 アンケートの調査結果を送付
9月 3社ともに、業界全体で誤認、誤飲防止の取り組み改善を継続・支援していくという回答
10月 引き続き検討と改善を要望し、経過を公表していく旨の連絡文を送付。
3月 サントリー(株)より表示改善の報告

<問い合わせ先> 埼玉消費者被害をなくす会 事務局 電話:048−844−8971

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