内閣総理大臣認定:適格消費者団体 特定適格消費者団体 特定非営利活動法人 埼玉消費者被害をなくす会
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すすむキャッシュレス決済〜私たちのくらしはどう変わるのか〜

 

2023年10月14日 埼玉消費者被害をなくす会

 2023年10月14日(土)10時より、埼玉会館5C会議室およびオンライン(Zoom)にて、川野 祐司さん(東洋大学経済学部 教授)を講師に迎え学習会を開催、73名が参加しました。

【キャッシュレスとは何か】

 私たちの生活はすでにキャッシュレス。給与は銀行に振り込まれ、キャッシュレスでお金を受け取っているが、わざわざ現金に交換して使っている。現金を使うことは経済全体で数兆円のコストが発生する。これまでは銀行が多くのコストを負担してきたが、今後はコスト転嫁が進む。現金利用の削減は、現金の管理コストを大きく引き下げる。キャッシュレス化により店頭で扱う現金が減るほか、「支払い」という行動がデジタルデータ化され、病院と薬局の連携やバスルートの効率化など、社会問題の解決に活用できる。ただし、現金しか使えない人々をどう考えるのかという議論が必要。

【世界のキャッシュレス事情】

 世界のキャッシュレス化の流れが日本に到達している。デビッドカードの利用が多いヨーロッパ。通信会社が国境を越えたサービスを展開しているアフリカ。個人間支払いのシステムが拡大する北米・南米。電子マネーが普及しているアジア。途上国ではすでにデジタル通貨が実用段階で、先進国でも研究が進んでいる。

【新しい技術と上手に付き合う】

 今後は現金の利用シーンが減ることは間違いない。いざという時に切り替えられるよう、どれかを試してみるなど情報収集は必要。ただし「たくさん勉強しないと使えない」サービスは避けること。現在は使いたい人が使えばよいキャッシュレスだが、今後はすべての人(外国人、障がい者、子どもも含め)が使えるようにする必要がある。また、新しい技術には犯罪が付きまとう。「あなただけに特典」はあり得ない。「いつもと違うこと」が起きたら、一旦中断し、相談すること。知識があると思い込んでいる人や相談しない人は詐欺師の恰好のターゲットになる。日本銀行が運営する「知るぽると」など正しい情報を手に入れることが大事。

【金融リテラシー教育の必要性】

 金利の計算や株式投資などの資産運用に偏りがちだが、本当に必要なのは、お金と生活とのかかわりについて学び、給与などの収入に対し、生活費、近い将来発生する費用、不備の事態への備え、老後費用など、計画的に予算管理して支出を考えること。

【参加者からの感想】(一部抜粋、概要)

  • 本当に必要なのはお金と生活とのかかわりについて学ぶこと、キャッシュレスを使いたくなければ使わなくてもよいが、なにか試してみるのもおススメ、使わなくても情報収集は必要というお話は重要と思った。自分のニーズに合わせて選び、安全に使うように気をつけることが大切と思う。
  • 現金が当たり前に過ごしてきましたが、キャッシュレスの利点も良く分かりました。
  • キャッシュレス決済が求められている背景など、初めて知ることが多く、勉強になりました。
  • 金融リテラシー教育としての予算管理やライフプランニングの重要性についてのお話が興味深かった。
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